九州新幹線鹿児島ルートの出水駅からバスで約1時間。「さつま島美人」などの焼酎でも知られる長島は、1年を通して安定した風が吹く「風の島」でもある。その島のほぼ中心部の山頂南北5キロ、東西4キロに白い巨大な風車が林立している。支柱は地面部分の直径が4メートル、高さ70メートル。風車を入れた最大高は116メートルで総重量は1基約320トンに達する。
21基の年間発電量は計算上約3万世帯分に相当する約1億キロワット時に上り、年約4万トンの二酸化炭素(CO2)を削減できるという。長島ウインドヒルの武藤俊英社長は「反対運動もなかった。地元からも新しい観光資源として期待してもらっている」と胸を張る。
ただ、風力発電は風で出力が左右されるため、同発電所の設備利用率は約23%にとどまり、80%を超える原子力発電に比べると効率性が低い。メーカー側も効率化、安定化を求めて風力発電の大型化を進めているが「重い発電機を陸上で組み立てるので、設備大型化は限界がある」(三菱重工業)という。
環境問題に配慮する九電は、風力発電の供給量を10年後に現在の約4倍の100万キロワットに拡大する目標を掲げており、長島風力発電所はその一翼を担う。
しかし、同じ鹿児島県の川内原子力発電所(薩摩川内市)で2010年代後半の運転開始を目指す3号機は1基だけで150万キロワット級。その時点で九電の発電電力量のうち、玄海原発(佐賀県玄海町)を含む原子力の比率は45%以上が見込まれている。
九電は「風力発電は(立地が)風況の良い地点に限られる上、原発や火力発電と同等の電力量を得るには広大な土地も必要」などとして、風力発電は電源の補完的な位置付けとしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080610-00000010-nnp-l46
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21基も風力発電機があると観光名所になるのではないでしょうかね。
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